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2008年01月08日ふじさんとてっとうさん

夕日が綺麗だったので父の車を借り、関越高速の上に架かる陸橋へと向かった。
その陸橋は昔っから人通りの少ない寂れた陸橋だったのだが、近くに新しく大きな陸橋が出来たせいで余計に寂れている。
陸橋のてっぺんに堂々と車を止め夕日に映える鉄塔に向かってカメラを構えると、それまで気付かなかったのだがファインダーの中に富士山のシルエットがひょっこり顔を出していた。
鉄塔のバックに富士山。しかも正月の新春富士山。
なんだか恐れ多い気持ちになった僕は、右へ左へと走ってみるのだが、どうにも富士山が鉄塔の足下から離れようとしないので、いよいよ諦めてシャッターを切り、その場を後にした。
家に帰り、既に酔っぱらい爺の父に写真を見せてみると、開口一番、
「鉄塔は消せるんだろ?」
である。
僕は「流石にそれは難しいなぁ」などと言いながらも、鉄塔のない富士山はどんな感じなのだろうかとしばらく脳内レタッチに勤しんでみることにした。
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弾けんばかりの若さがセンチメンタルを乗せて、力強く僕の胸に突き刺さるのです。
あれから一年、藍坊主(あおぼうず)は見事な成長を遂げて僕の元へ帰ってきた。
優しくも切なく、そして激しくも美しい。荒っぽいギターに乗せた綺麗なメロディーラインがとても心地よく、力強く僕の中に入ってくる。そしてなんと言っても8曲目の「風の日」。これがいいです。
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