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2007年12月14日

夢遊の中で

体が寒いと思い目を開けると、僕は自身の目を疑った。

以前、奇妙な出来事があった事を思い出した。
僕はその夜いつものように「少し飲み過ぎたかな」などと思いながらロフトベッドの階段を上り、すぐ眠りについた。
あまり寝付きの良い方ではないので、大抵は何度か右へ左へと寝返りを打ち、やっと眠りにつくパターンがほとんどなのだが、何故かその夜はすぐに眠ってしまったようで、寝返りを打った記憶さえない。

そうやって眠りについた後、僕は体が寒くて目を覚ました。
僕の体は冷え切っており、胸の上で組んだ両腕は少しでも体を温めようと堅く体を覆っている。

僕は今、何故か床の上に横たわっている。

僕は自身の目を疑った。
僕はいつの間にロフトベッドから起き出して階段を下り、床の上に寝ていたのだ。
時計を見ると午前八時。眠りについたのは確か午前四時。
その間の記憶が一切無い。

そういえば何年か前にもこんな事があった気がする。
あの時は確か夏で、やはり目が覚めると床に寝ていて、上は熱が溜まるから暑くなって下に降りたのだろう。とそれなりに納得できたのだが、今回は何故下に降りる必要があったのだろうか。

どんなに記憶を辿ってみても、ベッドの脇に目覚まし用のアラーム設定をした携帯電話を置いて布団に潜り込んだところまでしか思い出せない。その後の記憶は一切無く、目が覚めたら床の上なのだ。

背筋が凍るとはまさしくこの事か。と、凍える躰を無理矢理起こすと、僕は再度階段を上り、再び眠りに就くことにした。

今度目を覚ましたときはちゃんとこの場所にいますように。


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