pixtex
2007年06月17日せんぷうき

せんぷうきを回して仕事をした。
一定の風量で吹く生温い風はこんなにも心地悪いものなのだろうか。
電波の入りの悪いFMラジオをBGMにして、椅子に正座したままで黙々と作業を進める。
これで**万円。
それだけが心の支えだろう。
お金を得るために、生きるために働くのだ。
せんぷうきは相変わらず、生温い風を僕に送り続ける。
それでも僕はものづくりの現場にいられて良かったと思っている。
自分が特別な人間ではないことに気付いてからも、それでも、ものを創ることの楽しさと辛さは僕にとってかけがえのないものになった。
せんぷうきの生暖かい風に違和感を感じなくなった頃、ようやく作業が終わった。
安っぽい”切”ボタンを押すと、せんぷうきはゆっくりと羽根を休める。
僕はそそくさと夜の酒と酒のつまみを買いに、西友へと向かった。
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弾けんばかりの若さがセンチメンタルを乗せて、力強く僕の胸に突き刺さるのです。
あれから一年、藍坊主(あおぼうず)は見事な成長を遂げて僕の元へ帰ってきた。
優しくも切なく、そして激しくも美しい。荒っぽいギターに乗せた綺麗なメロディーラインがとても心地よく、力強く僕の中に入ってくる。そしてなんと言っても8曲目の「風の日」。これがいいです。
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