
背中でガタンッ!と音がしたので振り返って見ると、埃を被った電話機が傾いていた。
僕の部屋の電話機はもう何年も前から電話線を抜いたままだ。
間違い電話か勧誘か、もしくは間違ってかけてきたか営業活動の電話しかこないので煩わしく思ったのだ。
そもそも僕宛の電話は携帯にかかってくるわけで、固定電話を繋げておく必要がない。
そういえば以前、建設会社から図面と見積書のFAXが誤って到着したことがあったな。
全くいい迷惑である。
携帯電話が普及した結果、固定電話と公衆電話の存在感が薄れてきている。
電話帳もいらなくなって、アドレス帳もいらなくなって、紙が無くなって、パソコンが無くなって、そのうち僕もいらなくなったりして。
僕は仕事用とプライベート用の2台の携帯電話を持つ羽目になっているのだけれど、だんだん用途が細分化されていって、トイレ用とか散歩用とか買い物用とか夏休み用とか和食用とかカラオケ用とか東武越生線用とかなんとかなって、僕の所有する電話の数が指数的に増えていって、最後には携帯電話が僕になって、そのうち僕はいらなくなったりして。
なったりならなかったりして。

THE BACK HORN、GRAPEVINEを聞いていたと言うだけあって、そのテイストが感じられる曲調。3ピースでも音にしっかりとした厚みがあって、バランスが良いと思った。
その名の通り、切なくて冷たい雨が降る。TK(男性Vo)のハイトーンは好みが分かれるところだが、345(女性Vo)とのツインボーカルが生み出す緊迫感はとても狂おしく、破滅的で情緒に溢れている。
でもね、曲はめっちゃカッコイイス。そういう細かいところを気にするアホウは僕くらいなもんで、良いアルバムに仕上がってますよ。
いやはや、凄いの見てもーた。基本はスクリーモなんですが、エモが来たと思ったらいきなりエレクトロニカなん?4つ打ちなん?っていう最高の一品です。
1曲目の「insurance?」からいきなり「It's Only Natural」と似たテイストのノリノリナンバーで、一気に持ってかれてしまいました。全体的に気持ちよく聴けるアルバムに仕上がっています。
埼玉産インディーズバンドLooking For。同郷なら応援しないわけにはいかない。とにかくメロディック・メロディックなのであります。まさしく僕好み。ありがとうございます。
初めて聴いた感想はズバリ「つまらん」。
で、封印しようかと思いつつ、他に聴くものもないし・・・などとループ再生していたところ・・・4,5回目くらいから良くなってきました。
僕のファーストインプレッションは、
「んー、フライングキッズ?いや、オリジナルラヴ?」
でした。
前作 rapture が割とアップテンポで勢いのある印象だったので、アップテンポ好きな僕には少し物足りないというか、お子ちゃまな僕の好きな路線とはちょっと違うかなぁという感想。
女性Vo.なんですが、彼女の声と曲の世界観が絶妙です。彼女の声を聴いていると、切なくなるような、苦しくなるような、かと思えば一気に解放されるような、フワフワ浮かんでいるような。
クラムボンが好きな人とかすんなり聴けるんじゃないかと思います。
正統派J-popとでもいうべき非常に聴きやすい作品。メロディーも心地よく耳に残る感じ。無意識のうちに結構気に入っていたらしく、このまえ気付いたら4曲目のサビをひたすら口ずさんでました。
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