
「邪魔だバカヤロウ!」
怒号が響く。
深夜の道路工事。
フェンスで隔たれ普段の半分しかない狭い歩道を歩いていると、前方で大声が聞こえた。
工事のおじさんが警備員に激しく怒鳴りつけている。
確認した事はないのだが、過去の経験から、工事現場における上下関係として、「工事のおじさん>警備員」のヒエラルキーがあるらしく、警備員は随分と萎縮した様子だった。
負の感情は伝染する。
僕も身に覚えがあるのだが、怒りの感情は周囲の空気を伝って伝染するものである。
作業に携わる人は疎か通行人にまで伝染しているようにも思えた。
そうやって、おじさんの背中を蹴り飛ばしたい衝動駆られた自分も、やはりそれに汚染されてしまったのだと自覚する。
何がしたいのだろう。何の意味があるのだろう。
遠くから俯瞰するような気持ちで物事を捉えれば、大抵の事は取るに足らなく思えてくる。
それが逃避なのかすり替えなのか達観なのかは分からないけれど、そうすることが最適であると今の僕はそう思っている。

THE BACK HORN、GRAPEVINEを聞いていたと言うだけあって、そのテイストが感じられる曲調。3ピースでも音にしっかりとした厚みがあって、バランスが良いと思った。
その名の通り、切なくて冷たい雨が降る。TK(男性Vo)のハイトーンは好みが分かれるところだが、345(女性Vo)とのツインボーカルが生み出す緊迫感はとても狂おしく、破滅的で情緒に溢れている。
でもね、曲はめっちゃカッコイイス。そういう細かいところを気にするアホウは僕くらいなもんで、良いアルバムに仕上がってますよ。
いやはや、凄いの見てもーた。基本はスクリーモなんですが、エモが来たと思ったらいきなりエレクトロニカなん?4つ打ちなん?っていう最高の一品です。
1曲目の「insurance?」からいきなり「It's Only Natural」と似たテイストのノリノリナンバーで、一気に持ってかれてしまいました。全体的に気持ちよく聴けるアルバムに仕上がっています。
埼玉産インディーズバンドLooking For。同郷なら応援しないわけにはいかない。とにかくメロディック・メロディックなのであります。まさしく僕好み。ありがとうございます。
初めて聴いた感想はズバリ「つまらん」。
で、封印しようかと思いつつ、他に聴くものもないし・・・などとループ再生していたところ・・・4,5回目くらいから良くなってきました。
僕のファーストインプレッションは、
「んー、フライングキッズ?いや、オリジナルラヴ?」
でした。
前作 rapture が割とアップテンポで勢いのある印象だったので、アップテンポ好きな僕には少し物足りないというか、お子ちゃまな僕の好きな路線とはちょっと違うかなぁという感想。
女性Vo.なんですが、彼女の声と曲の世界観が絶妙です。彼女の声を聴いていると、切なくなるような、苦しくなるような、かと思えば一気に解放されるような、フワフワ浮かんでいるような。
クラムボンが好きな人とかすんなり聴けるんじゃないかと思います。
正統派J-popとでもいうべき非常に聴きやすい作品。メロディーも心地よく耳に残る感じ。無意識のうちに結構気に入っていたらしく、このまえ気付いたら4曲目のサビをひたすら口ずさんでました。
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