
お腹の調子が良くなったら、急に辛いものが食べたくなってしまい、辛口カレーと旨辛キムチを買って帰る。
僕は元来、辛いものが苦手なタイプだった。
ところがどうだろう。歳と共に酒が好きになり、やがて辛いものも人並みに食べられるようになった。
人は変わるものだなと、辛口カレーを頬張りながら独りごつ。
意気揚々と箸を進めるも、キムチを食べながらふと、また明け方にお腹が痛くなったらどうしよう。という恐怖感に襲われてしまい、キムチは惜しまれつつも冷蔵庫行きとなった。
そういえば昨日は明け方に腹痛で目が覚め、慌てて這うようにトイレへ駆け込んだ。
一度は照明のスイッチを入れてみたものの、あまりの眩しさに目がくらんでしまい、諦めて照明を付けずにトイレへ入る。
暗い。そして酷く静かである。
余りに狭く暗かったので、思い切ってトイレの扉を開け放つと、明け方の薄明かりが僕の所まで差し込んできてくれた。
しばらく動けず”考える人”となった僕は、図らずも”考える人”のポーズで考えていた。
こんな状況で考えるのもおかしな話だが、僕は人生における選択について考えていた。
あの分かれ道でそっちの道を選んでいたらどうなっていただろうか。
その分かれ道であっちの道を選んでいたらどうなっていただろうか。
しばらく考えているうちに、それはとても無意味な事に思えてきた。どこでどれを選んでいたとしても、今の人生以外の状況は机上の空論でしかない。
それはほとんど、ある種の妄想にも近い堅実逃避で塗りたくられた人生だ。辛い出来事を避けて通るような所行を人生と呼ぶわけにはいかない。
やがて、あたまもおなかもスッキリした”考える人”は、すぐさま”ただの寝る人”になった。
瞼を閉じるとあっという間に睡魔に襲われる。
これでいいんだ。これで。

THE BACK HORN、GRAPEVINEを聞いていたと言うだけあって、そのテイストが感じられる曲調。3ピースでも音にしっかりとした厚みがあって、バランスが良いと思った。
その名の通り、切なくて冷たい雨が降る。TK(男性Vo)のハイトーンは好みが分かれるところだが、345(女性Vo)とのツインボーカルが生み出す緊迫感はとても狂おしく、破滅的で情緒に溢れている。
でもね、曲はめっちゃカッコイイス。そういう細かいところを気にするアホウは僕くらいなもんで、良いアルバムに仕上がってますよ。
いやはや、凄いの見てもーた。基本はスクリーモなんですが、エモが来たと思ったらいきなりエレクトロニカなん?4つ打ちなん?っていう最高の一品です。
1曲目の「insurance?」からいきなり「It's Only Natural」と似たテイストのノリノリナンバーで、一気に持ってかれてしまいました。全体的に気持ちよく聴けるアルバムに仕上がっています。
埼玉産インディーズバンドLooking For。同郷なら応援しないわけにはいかない。とにかくメロディック・メロディックなのであります。まさしく僕好み。ありがとうございます。
初めて聴いた感想はズバリ「つまらん」。
で、封印しようかと思いつつ、他に聴くものもないし・・・などとループ再生していたところ・・・4,5回目くらいから良くなってきました。
僕のファーストインプレッションは、
「んー、フライングキッズ?いや、オリジナルラヴ?」
でした。
前作 rapture が割とアップテンポで勢いのある印象だったので、アップテンポ好きな僕には少し物足りないというか、お子ちゃまな僕の好きな路線とはちょっと違うかなぁという感想。
女性Vo.なんですが、彼女の声と曲の世界観が絶妙です。彼女の声を聴いていると、切なくなるような、苦しくなるような、かと思えば一気に解放されるような、フワフワ浮かんでいるような。
クラムボンが好きな人とかすんなり聴けるんじゃないかと思います。
正統派J-popとでもいうべき非常に聴きやすい作品。メロディーも心地よく耳に残る感じ。無意識のうちに結構気に入っていたらしく、このまえ気付いたら4曲目のサビをひたすら口ずさんでました。
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