
仕事場では大抵みすぼらしい格好をしている。
何年か前に拘りもなく買った、ヨレヨレのTシャツにジーンズ。
そんな感じだ。
昼前に取引先から電話があり、エンドクライアントの打ち合わせに同行して欲しいと言われる。
初めて訪れた外資系投資会社の会議室。
立派な革張りの椅子に似合わないヨレヨレのTシャツとジーンズ姿の僕。
担当者がやってきて開口一番、
「上着を忘れてしまいまして、申し訳ありません。」
ストライプのYシャツに、ハーフウィンザーノットを緩めに結んだネクタイの、いかにもやり手な雰囲気漂う男性が屈託のない笑顔を向けてくる。
(嫌味だろうか。社交辞令だろうか。素で申し訳ないと思っているのだろうか。)
そんなことも考えたりしたが、正直どうでも良かった。
目の前のデスマーチ漂うこの案件の、最も痛みの少ない収め方ばかりに思いを馳せる。
会議は3時間にも及び、途中、僕が好きなタイプの女性が3度お茶を持ってきてくれてしまい、膀胱はパンパン、脳味噌はバースト寸前、Tシャツはヨレヨレ。というどうしようもない状況と共に会議を終えた。
小綺麗な格好をすることには興味がないが、より良いものを作ることには興味がある。
そういう言い方をすれば、まぁ、格好がつくかな。
などと思いながら蒸し暑い街をあとに、地下鉄へと乗り込んだ。

THE BACK HORN、GRAPEVINEを聞いていたと言うだけあって、そのテイストが感じられる曲調。3ピースでも音にしっかりとした厚みがあって、バランスが良いと思った。
その名の通り、切なくて冷たい雨が降る。TK(男性Vo)のハイトーンは好みが分かれるところだが、345(女性Vo)とのツインボーカルが生み出す緊迫感はとても狂おしく、破滅的で情緒に溢れている。
でもね、曲はめっちゃカッコイイス。そういう細かいところを気にするアホウは僕くらいなもんで、良いアルバムに仕上がってますよ。
いやはや、凄いの見てもーた。基本はスクリーモなんですが、エモが来たと思ったらいきなりエレクトロニカなん?4つ打ちなん?っていう最高の一品です。
1曲目の「insurance?」からいきなり「It's Only Natural」と似たテイストのノリノリナンバーで、一気に持ってかれてしまいました。全体的に気持ちよく聴けるアルバムに仕上がっています。
埼玉産インディーズバンドLooking For。同郷なら応援しないわけにはいかない。とにかくメロディック・メロディックなのであります。まさしく僕好み。ありがとうございます。
初めて聴いた感想はズバリ「つまらん」。
で、封印しようかと思いつつ、他に聴くものもないし・・・などとループ再生していたところ・・・4,5回目くらいから良くなってきました。
僕のファーストインプレッションは、
「んー、フライングキッズ?いや、オリジナルラヴ?」
でした。
前作 rapture が割とアップテンポで勢いのある印象だったので、アップテンポ好きな僕には少し物足りないというか、お子ちゃまな僕の好きな路線とはちょっと違うかなぁという感想。
女性Vo.なんですが、彼女の声と曲の世界観が絶妙です。彼女の声を聴いていると、切なくなるような、苦しくなるような、かと思えば一気に解放されるような、フワフワ浮かんでいるような。
クラムボンが好きな人とかすんなり聴けるんじゃないかと思います。
正統派J-popとでもいうべき非常に聴きやすい作品。メロディーも心地よく耳に残る感じ。無意識のうちに結構気に入っていたらしく、このまえ気付いたら4曲目のサビをひたすら口ずさんでました。
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