
いつの間にか眠ってしまっていたようだ。
テレビの発する音声が妙に耳に障る。
このところの僕はどうやら少し暇である。
突然降ったようにやって来る下請けの超短期な仕事か、自分で好きにできるお安いお値段のそれか、ピストン西沢のラジオで笑っているか、そんな感じだ。
僕は経済のことはよく分からないが、たぶんブランコのようなものなんじゃないかと思っている。
前と後ろを行ったり来たり。上に上がればその分落ちる。落ちる力は次の上がる力になり、上がればまた落ちる。
ブランコは乗ってる人が自ら漕ぐ場合と、後ろから誰かが背中を押す方法があるだろう。
そして立ち漕ぎしてより勢いをつける人もいれば、何もせずとも座っているだけで背中を押して貰える人もいる。
僕は差し詰め立ち漕ぎ派で、かなり小さなブランコを懸命に漕ぎながらも、右足の靴を半分脱いで、いつかは遠くに靴を飛ばしてやろうとタイミングを図っている。そんな感じだろうか。
周りを見渡すと、みんな僕のよりも随分と背の高い、振り幅の大きなブランコに乗っていて、僕はそれらを見上げながら、若干羨ましく思いつつも、内心割とその小さいのが気に入っており、まんざらでもない様子だろう。
ふと見ると、ある大きなブランコのひとつが止まりかけている。
漕ぎ手はやる気がない。背中にも誰もいない。
そしてその向こうで、大きく漕いでいたブランコから、突然漕ぎ手が飛び降りた。
もう帰る時間なんだろうか。
日が暮れて皆が帰り始めても、僕はまだまだこれからと漕ぎ続ける。だってまだ右足の靴を飛ばしてないのだから。こいつを皆より大きく飛ばせるまではブランコを降りるわけにはいかない。

THE BACK HORN、GRAPEVINEを聞いていたと言うだけあって、そのテイストが感じられる曲調。3ピースでも音にしっかりとした厚みがあって、バランスが良いと思った。
その名の通り、切なくて冷たい雨が降る。TK(男性Vo)のハイトーンは好みが分かれるところだが、345(女性Vo)とのツインボーカルが生み出す緊迫感はとても狂おしく、破滅的で情緒に溢れている。
でもね、曲はめっちゃカッコイイス。そういう細かいところを気にするアホウは僕くらいなもんで、良いアルバムに仕上がってますよ。
いやはや、凄いの見てもーた。基本はスクリーモなんですが、エモが来たと思ったらいきなりエレクトロニカなん?4つ打ちなん?っていう最高の一品です。
1曲目の「insurance?」からいきなり「It's Only Natural」と似たテイストのノリノリナンバーで、一気に持ってかれてしまいました。全体的に気持ちよく聴けるアルバムに仕上がっています。
埼玉産インディーズバンドLooking For。同郷なら応援しないわけにはいかない。とにかくメロディック・メロディックなのであります。まさしく僕好み。ありがとうございます。
初めて聴いた感想はズバリ「つまらん」。
で、封印しようかと思いつつ、他に聴くものもないし・・・などとループ再生していたところ・・・4,5回目くらいから良くなってきました。
僕のファーストインプレッションは、
「んー、フライングキッズ?いや、オリジナルラヴ?」
でした。
前作 rapture が割とアップテンポで勢いのある印象だったので、アップテンポ好きな僕には少し物足りないというか、お子ちゃまな僕の好きな路線とはちょっと違うかなぁという感想。
女性Vo.なんですが、彼女の声と曲の世界観が絶妙です。彼女の声を聴いていると、切なくなるような、苦しくなるような、かと思えば一気に解放されるような、フワフワ浮かんでいるような。
クラムボンが好きな人とかすんなり聴けるんじゃないかと思います。
正統派J-popとでもいうべき非常に聴きやすい作品。メロディーも心地よく耳に残る感じ。無意識のうちに結構気に入っていたらしく、このまえ気付いたら4曲目のサビをひたすら口ずさんでました。
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